遺言者・山田太郎は、この遺言書により次の通り遺言する。
一 妻・山田花子(昭和○年○月○日生)に遺言者の所有する全ての財産を全て相続させる。
二 父・山田一郎(昭和○年○月○日生れ)には相続を放棄してほしい。
今まで妻・山田花子には本当に苦労をかけてきた。せめてこれからの生活には苦労を
かけたくないと思っている。
父には本当にお世話になりました。しかし妻・山田花子の今後の生活を考えて、
どうか相続を放棄してください。
三 この遺言の執行者として、次のものを指定する
福岡県北九州市○○区○○町○丁目○番○号
行政書士 鈴木次郎
この遺言書は最後の我がままでお願いです。どうかこの遺言書どおりに実行してください。この遺言書の内容で誰一人もめない事を強く望みます。
皆くれぐれも身体には気をつけてお元気で。
平成○年○月○日
福岡県福岡市中央区○○町○丁目○番○号
遺言者 山田太郎(昭和○年○月○日生) 印 |